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Cafe : Hare to Ke


As I step through the doors of Hare to Ke, I am warmly greeted by Noguchi, the owner of the café, and her two robot employees, Dori and Dora.
The café has a cozy and welcoming atmosphere, where every detail feels thoughtfully placed. From the carefully selected products on display to the gentle harmony between tradition and technology, it is clear that Noguchi has a deep dedication not only to her surroundings and the environment but also to the people who step into her space.

There is a quiet warmth here—one that invites you to slow down, take a seat, and simply be.

Noguchi:

“The name ‘Hare to Ke” comes from a concept expressed by the folklorist Kunio Yanagita.
“Hare” refers to the extraordinary, while “Ke” represents the everyday.
Robots are still not part of our daily lives—they are still something special.
But I hope for a future where they can coexist with us and become part of our everyday routines.
At the same time, the concept also reflects the importance of daily life—especially eating.

The ranma (traditional transom) in the shop is another example.
It used to be a normal feature in Japanese homes, but today it feels almost extraordinary.
Through this space, I wanted to express how the boundary between the ordinary and extraordinary changes over time.
I also want to preserve and share Japanese cultural traditions.

For example, we sell dorayaki made with rice flour.
Normally, they are made with wheat flour, but since Japan has a strong rice culture, we use rice instead.
We grind the beans fresh so customers can fully enjoy the aroma.
Personally, I love drip coffee, and I feel it’s gentler on the body compared to espresso.
At home, I use a Hario V60.

In the café, we also use a dripper that allows us to brew multiple cups at once when it gets busy.
I’m originally from Kansai, so I wasn’t very familiar with Saitama.
When I was looking for a place to open the café, friends recommended Urawa.
It’s known as an educational district, with a strong focus on children and learning.
It has both urban convenience and access to nature, which creates a really nice balance.
That idea of “balance” also connects to the concept of this café.

There are many children in this area, and there are kindergartens nearby, so a lot of kids visit the café.
It makes me really happy to see so many children here.
My connection to Malawi started through students from a nearby school.
They first came as regular customers, but they had a strong passion for promoting fair trade.

That eventually led to our collaboration.
It felt like a meaningful connection, and I was really happy about it.
The café is not the final goal—there is more I want to do beyond it.
In Japan, many farmers are aging, and there is a shortage of successors.
Since eating is essential to life, food is incredibly important.
In the future, I would like to grow vegetables in an environmentally friendly way, without pesticides,
and bring back traditional farming and produce.”

As I listen and chat with Noguchi, I take a sip of the Malawian coffee that Dori has carefully brewed for me.
The bright yet gentle flavors of the beans, shaped by their unique terroir, blend seamlessly with the warm and calming atmosphere of the café. In that moment, I feel both relaxed and quietly satisfied.
Hare to Ke is a truly unique concept—one that bridges the everyday and the extraordinary.
If you ever find yourself nearby, I would highly recommend stopping by to experience it for yourself and to meet Noguchi and her two charming and dedicated robot companions, Dori and Dora.

Do you also want to taste the warmth of Malawi in a single cup—while helping provide school meals for children?

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喫茶ブログ ハレとケ


「ハレれとケ」の扉を開けると、オーナーの野口さんと、2台のロボットスタッフ・ドリとドラが温かく迎えてくれます。
店内はとても居心地の良い、やさしい空間が広がっており、並べられている商品や一つひとつのディテールから、野口さんの空間づくりへのこだわりや、環境、そして人への思いやりが自然と伝わってきます。

伝統とテクノロジーが穏やかに共存するこの場所には、思わず時間を忘れてしまうような、静かな温かさが流れています。
以下、野口さんからのコメントになります。

野口さん:

「ハレとケ」という言葉は、民俗学者の柳田邦夫さんが表現された世界観から来ています。
「ハレ」は非日常、「ケ」は日常を意味します。
ロボットは、まだ私たちの生活の中では日常的な存在ではなく、どちらかというと特別な存在です。
でも、それが日常の中で一緒に働いたり、共存したりする未来が来たらいいな、という思いを込めています。

また、「食べること=日常の大切さ」という意味も重ねています。
店内にある「欄間(らんま)」も、昔の日本の家では当たり前にあったものですが、今ではむしろ非日常的な存在になっています。
そういった「日常と非日常が時代によって変わる」ということも、この空間で表現しています。
日本の伝統文化も大切にしていきたいと思っています。

例えば、米粉で作ったどら焼きを販売しています。
通常は小麦粉ですが、日本はお米の文化なので、お米を使ったどら焼きを作っています。
私たちはエスプレッソはまだ扱っておらず、ハンドドリップでコーヒーを淹れています。
豆も挽きたてで、香りを楽しんでいただけるようにしています。

ドリップコーヒーが好きで、エスプレッソに比べると体にも優しいと感じています。
自宅ではハリオのV60を使っています。
お店では、お客様が多い時でも対応できるように、複数杯を淹れられるドリッパーも使っています。
私は関西出身で、もともと埼玉にはあまり馴染みがありませんでした。
お店を出す場所を探していた時に、友人から浦和を勧められました。
浦和は文教地区で、教育に力を入れている地域です。

都会的な部分もありながら、少し離れると自然も豊かで、バランスがとても良い場所です。
この「バランス」というのは、お店のコンセプトとも重なっています。
この地域は子どもが多く、近くに幼稚園もあるので、多くの子どもたちが来てくれます。
子どもたちが来てくれることがとても嬉しいです。
マラウイとの出会いは、近くの大宮国際中等教育学校の生徒さんがきっかけでした。

最初は普通のお客様として来てくれたのですが、フェアトレードを広めたいという強い思いを持っていて、そこからコラボにつながりました。
ご縁を感じて、とても嬉しかったです。

お店がゴールではなく、その先にやりたいことがあります。
日本では農家の高齢化が進み、後継者不足が問題になっています。
食べることは生きることなので、「食」はとても大切です。
将来的には、農薬を使わずに、環境に優しい方法で野菜を育てて、昔ながらの野菜を届けるような取り組みをしたいと考えています。

(オーナーの野口さんより)

野口さんのお話を伺いながら、ドリが丁寧に淹れてくれたマラウイコーヒーを一口いただきます。

その土地ならではの個性を感じられるやさしく華やかな味わいと、店内に流れる温かく落ち着いた空気が重なり、心がふっとほどけていくような感覚に包まれます。
「ハレとケ」は、日常と非日常をやさしくつなぐ、とてもユニークな場所です。
ぜひ一度、野口さんと、愛らしく働くロボットスタッフのドリとドラに会いに訪れてみてはいかがでしょうか。

一杯のコーヒーでマラウイの温もりを感じながら、子どもたちの給食支援にもつながる体験をしてみませんか?

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事業型NPOへの移管と商品の価格改定について

ご寄付・ご支援、活動に関わってくださっている皆様、誠にありがとうございます。

昨年2025年には、約20,000人の子どもたちに給食を毎日提供することができ、多くの家庭・コミュニティ全体が活性化される年となりました。
また、日本国内ではマラウイ産コーヒー、紅茶の事業を中心に、商品を通して多くの方々のご支援を頂いたことも、とても光栄に感じております。
今後はチョコレートやチテンジ布を使った新しい商品も加えつつ、マラウイの豊かさを商品に乗せて多くの方々に届けることで、現地の給食提供に繋げていきます!

2025年度の活動報告はこちら

・2026年に向けたお知らせ
そして、この度活動を継続していくにあたり、皆様にご共有させていただきたいことが 2点ございます。

1.事業型NPOへの移管
今まで、弊団体は「一般社団法人聖母」として商品の販売をし、同ミッションを掲げる「NPO法人聖母」に利益を寄付した上で、その寄付額をマラウイに送金しておりました。
しかし、この形態を以下の理由から N P O法人聖母の業務として一本化を行います。

・団体構造の複雑化を避け、寄付者、企業、学校法人に対する説明を簡易化する
・寄付の流れを簡潔にし、より信頼をしていただける形態にしていく
・将来、認定NPO法人化を目指す上で、「寄付のみ」にも関心を持って頂ける方を増やす

今まで弊団体は、寄付の全額(送金手数料を抜いた)をマラウイへ送金(ミッションへの還元)に充てるというNPO法人の伝統的な形態を守るために、一般社団法人での課税事業を実施してきました。
しかし、NPOを事業型することで、新しいNPOとしての姿をさらに広め、多くの方にご理解を頂くことが、持続可能なNPOの運営、現実的なマラウイの支援の継続に繋がると判断いたしました。
どうか、ご理解が頂ければ幸いです。そして、今後とも変わらないマラウイの給食支援を、よろしくお願いいたします。

2.生豆・商品の価格改定
次は、弊団体の寄付型コーヒーサイト、Warm Hearts Coffee Clubについてとなります。
気候変動によるコーヒー生豆の数量の減少や単価の上昇に伴い、4月1日の発注分から、価格の改定を行うこととなりました。
生豆につきましては、通商会社と最善の策を検討し、ブルンジのカジバジバを提供させていただきます。
(カジバジバはウォッシングステーションがある丘の名前です)
マラウイからの豆の供給が不安定になった場合、今年中の変更となる可能性が高いため、皆様にご通知いたします。

・品名 カジバジバ
・生産国 ブルンジ
・精製方法 フルウォッシュド

※価格の詳細はこちらから。

昨年に続き再度業務体系の変更となり、みなさまにお支払い時の口座変更等のお手数をおかけする形になりますことを大変心苦しく思います。
しかしながら、今後の安定した継続のため移管を決定いたしました。
ご理解いただけますようよろしくお願いいたします。
価格表26_compressed

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コーヒーの未来を考える:高校生とアタカ通商・荒木社長の対話から

先日、アタカ通商株式会社の荒木守社長に、高校生たちがインタビューを行いました。テーマは、私たちの日々の生活に欠かせないコーヒーの未来。特に「コーヒーの2050年問題」を中心に、様々な課題や解決策について議論が交わされました。その内容を詳しくご紹介します。

コーヒー2050年問題

「コーヒーの2050年問題」とは、地球温暖化の影響で、2050年までに美味しいコーヒーの生産量が半減してしまう可能性があるという深刻な問題です。

コーヒー豆の栽培に適した地域は限られており、気温や降水量の変化に非常に敏感です。地球温暖化が進むと、これらの地域が減少し、コーヒー栽培が困難になることが予想されています。

生産地への影響

「コーヒーの2050年問題」は、様々な生産地に影響を及ぼすことが予想されていますが、その中でもブラジルは一番影響を受けると言われています。その他の国は手作業での収穫が主流ですが、天候に左右されやすく、虫の被害も深刻です。

これらの問題が深刻化すると、コーヒーの価格高騰や、コーヒー農園で働く人々の失業につながる恐れがあります。

コーヒー価格高騰の背景

現在、コーヒー一杯が400セントで取引されていますが、価格高騰には以下の要因が考えられます。

一つ目は、需要と供給のバランスがとれていない点です。世界的なコーヒー消費量の増加に対し、ブラジルのコーヒー在庫が減少しています。

二つ目は、為替の影響(円安)や、一部の富裕層による買い占めなどの経済的な理由が、価格を押し上げてしまう要因となっています。

より深い理解のために:コーヒーとSDGs

コーヒーの取引は、SDGs(持続可能な開発目標)とも深く関わっています。特に注目すべきは以下の点です。
貧困問題: コーヒー農園で働く人々の生活を支えるためには、フェアトレードの推進が不可欠です。

環境問題: 地球温暖化対策や、農薬の使用を減らす取り組みが求められます。

高校生へのメッセージ:マラウイコーヒーから学ぶ

インタビューでは、中高生にマラウイコーヒーに興味を持ってもらうための方法も議論されました。

マラウイは、高品質なコーヒー豆を生産することで知られていますが、その現状はまだ十分に知られていません。
マラウイコーヒーの魅力を伝えるためには、産地をアピールし、「マラウイ」で生産されていることを強調することが重要です。

まとめ

今回のインタビューを通じて、コーヒーの未来には多くの課題があることが明らかになりました。しかし、同時に、私たち一人ひとりができることもたくさんあります。NPO法人せいぼを通して、これらの課題解決に積極的に活動していきます。

学生の皆さんとの活動についての詳細はこちら

Warm Hearts Coffee Clubと企業の皆様との活動についてはこちら

Warm Hearts Coffee Clubについて

アフリカのマラウイの給食支援を展開するNPO法人せいぼによる寄付型コーヒーブランド。国内ではコーヒーの販売のみならず、学校と提携し、国際支援・サプライチェーン・マーケティングなどの観点から学生の皆さんと学びを深めている。また、コーヒー輸入事業などを行っているアタカ通商株式会社様をはじめとする多くの支援企業からも賛同をいただいています。

NPO法人せいぼウェブサイトはこちらからご覧ください。

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価格変更および事業移管のお知らせ

いつも弊団体の活動に多大なるご支援賜り、誠にありがとうございます。
この度、特定非営利活動法人せいぼ(以下NPO法人せいぼ)にて提供してまいりましたコーヒー・紅茶等の事業である「Warm Hearts Coffee Club」を、一般社団法人聖母に移管することとなりました。この移管に伴い、2025年1月1日より商品価格を**税込8%**で販売させていただきます。

移管の背景と目的
当事業は、これまでNPO法人せいぼの活動の一環として展開してきましたが、事業の成長とともに、さらに持続可能な形で運営を続ける必要性が高まりました。一般社団法人への移管を通じて、コーヒー事業の拡大と収益の安定化を図り、マラウイの子どもたちへの学校給食支援をより広く、長期的に継続できるよう体制を整えます。

ご購入時の寄付に関する選択肢
移管後の商品購入に際しては、NPO法人せいぼへの寄付をご希望されるか、あるいは他の理念を共有し活動する団体に寄付するかについてお伺いする項目を追加いたします。NPO法人せいぼをご希望いただいた場合は、その寄付金をNPO法人せいぼを通じて学校給食支援活動に役立てさせていただきます。この仕組みによって、皆さまの購入がマラウイの子どもたちの未来を支える力となることには変わりありません。

一般社団法人聖母とNPO法人せいぼの役割について
移管後は、NPO法人せいぼと一般社団法人聖母でそれぞれ異なる役割を担います。NPO法人せいぼは、募金活動や教育活動、マラウイでの給食支援活動報告などを主に担当し、一般社団法人聖母はコーヒー・紅茶事業の運営およびそれらに関わる寄付の管理を行います。

購入時にNPO法人せいぼへの寄付を希望された場合、その寄付は従来通り学校給食支援活動に役立てられます。寄付を選択されなかった分の収益についても、その他の子ども関連の団体への寄付に充てられます。寄付先については、随時公開してまいります。

税込価格表示に関するお知らせとお詫び
今回の事業移管に伴い、商品価格は消費税8%を含んだ税込表示となります。これまでよりもお客様にご負担いただくこととなり、誠に申し訳ございません。皆さまにわかりやすく、安心してご利用いただけるよう努めてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

感謝とご支援のお願い
皆さまからの温かいご支援のおかげで、マラウイの子どもたちに日々の学校給食を届けることができております。今後も皆さまのご支援をいただきながら、この活動をさらに広げていく所存です。お客様の選択が確かな支援へとつながるよう、全力で取り組んでまいりますので、引き続きのご愛顧とご支援をお願い申し上げます。

今回の事業移管に関してはこちらの資料もご覧ください。

 

特定非営利活動法人せいぼ・一般社団法人聖母

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スペシャリティコーヒーってどんなコーヒー?普通のコーヒーと何が違うの?

私たちのマラウイ産コーヒーは、「スペシャルティコーヒー」と呼ばれる分類に入っています。この分類とはどのように決まっているのか、そして格付けを受けた輸入会社は、どのような意図でそうしたコーヒーのブランディングをして取引をされているのか、私たちがコーヒーを仕入れさせて頂いているアタカ通商株式会社様にお話を伺い、整理してみました。

アタカ通商株式会社 荒木守代表取締役社長をお招きした講演会の詳細はこちら

 

スペシャルティコーヒーとは何か

スペシャルティコーヒーの定義にはいろいろな要件、条件がふくまれていますが、 結果、消費者(コーヒーを飲む人)が美味しいと評価し満足感を得ることが出来るのが、 スペシャルティコーヒーであるとも言えるでしょう。

もちろん、客観的な格付けの判断基準もあります。一番大事なことは、コーヒーの生豆からカップまでの工程が適正であることです。

その行程とは、農家の生産者、輸入業者(問屋)、焙煎業者 (メーカー) 、小売店 (インターネットや店舗) 、消費者となっています。消費者にとって美味しいコーヒーの条件は、コーヒー生豆の品質が60%、輸入業者の流通条件10%、焙煎業者の焙煎加工と製品製造30%の割合が その要件、条件と考えられています。

 

アタカ通商様の取り組み

アタカ通商様が生豆を購入する際は、栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が 適正になされ、欠点豆の混入が少ないものを選択しているとのことでした。サンプルを取り寄せ、カッピング を実施しているそうです。

カッピングのチェック項目は、以下の通りとなります。

1.   欠点とされるテイストでないこと。

2.精製方法の違いによるテイストがあること

3.買付価格が適正と判断されること。

最終的には、市場全体の動きを判断し、その都度顧客が買ってくれそうな価格か否かをもって判断いたします。

 

・今後のスペシャルティコーヒー市場の課題

上記の流通過程において、農家生産者から焙煎業者(メーカー) までは当然、スペシャルテ ィコーヒーとして納得されて取引されているとのことです。

そこで、一番課題となって来るのは、小売店 (インターネットや店舗) から消費者への販売過程です。

小売店は消費者にスペシャルティコーヒーであることをアピール致しますが、その宣伝効果が販売拡大に結びついていないケースが多く、スペシャルティコーヒーの市場シェアが伸び悩むこともあるとのことです。

コーヒーはあくまでも嗜好品であり、商品の最終的な善し悪しは、消費者が決定するものです。一般的には、香り、酸味、苦味、コクのバランスがとれたコーヒーと言えます。「お代わりしたい!」と思うくらいの飲みやすさとおいしさがあることがベストです。

スペシャルティコーヒーとしてアピールされなくても、 スペシャルティコーヒーの持つ性質のコーヒーの良さを、どのように消費者にアピールして市場を拡大すべきか試行錯誤の状態が続いているのが現状だそうです。

 

・Warm Hearts Coffee Clubとして実施できるブランディング

そんな中で、社会的な価値も付加することで、このスペシャルティコーヒーの市場を時代に合わせて豊かにしていくことができないかと考えているのが、私たちWarm Hearts Coffee Clubの役割でもあります。

現在、アタカ通商様とは未来のコーヒー業界、そして消費文化とそれと関連する地球の関係を担う若い学生とも活動をしています。

学生の皆さんとの活動についての詳細はこちら

そして、売り上げがマラウイの給食支援に繋がることで、現在人口が伸びているアフリカに対して、まずマラウイから支援を広げていくことが、おいしいコーヒーの効用をさらに広げ、社会に受け入れられるブランディングに繋がればと考えています。

Warm Hearts Coffee Clubと企業の皆様との活動についてはこちら

 

Warm Hearts Coffee Clubについて

アフリカのマラウイの給食支援を展開するNPO法人せいぼによる寄付型コーヒーブランド。国内ではコーヒーの販売のみならず、学校と提携し、国際支援・サプライチェーン・マーケティングなどの観点から学生の皆さんと学びを深めている。また、コーヒー輸入事業などを行っているアタカ通商株式会社様をはじめとする多くの支援企業からも賛同をいただいている。

NPO法人せいぼウェブサイトはこちらからご覧ください。

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マラウイの学校給食支援につながる紅茶を知っていますか?

2024年3月11日、Warm Hearts Coffee Clubの運営をしているNPO法人せいぼの事務所に、初めてマラウイ産紅茶が届きました!私たちは、2018年からアタカ通商株式会社様とのご提携で、マラウイ産コーヒーを提供していますが、紅茶の味も知りたいというお声や、コーヒーは飲めないけど、紅茶があれば飲めるし、支援したいというお声を頂いていました。

こうした経緯に加えて、学校法人様では学生の多くがコーヒーが飲めず、支援には関心があっても実際の商品に深く関わるのが難しかったこともあります。

しかし皆さんの後押しで、紅茶を入手することができました。

NPOとして、ビジネス以外の目的でマラウイから紅茶を約2tも仕入れる団体は、おそらく日本で初なのではないかと思います!

今回は、その経緯と紅茶農園と商品の特徴の概要をお伝えします!

 

・アフリカで最初の紅茶の誕生地、マラウイ

Anette Kay – Satemwa (Malawi)

アフリカ初の商業用茶は19世紀後半にマラウイに植えられました。

マラウイにはお茶作りとお茶の職人技の伝統があります。

インドなどその他の国では、コーヒーが収穫できない際、ビジネス上のリスク緩和、土地の養分を保つための関作のため、栽培された副次産業として紅茶が存在しましたが、マラウイでは良質なものが採れ、長く栽培され続けています。家庭用でも、鍋で煮て紅茶を作り、多く消費されています。

 

・Satemwa農園の歴史と特徴

Satemwa(サテムワ)はマラウイ南部地域のシャイア高地の大自然の中にあります。

栽培されるお茶は、海抜1000〜1200メートルの高地で栽培され、製造されています。

Satemwaマラウイで最古の家族経営の茶園で、長い歴史を持ちます。

主に高級市場向けに、手作りの特殊茶を製造しています。

 

マラウイの特殊茶の収穫期は4月から約11月までです。

一方で、12月の雨期に入ってすぐ生産された紅茶は、特に風味が優れたものになります。

12月には美味しい緑茶の茶葉が精算され、1月には低酸化の紅茶が製造されます。

国際的なブランドに使用される卸売茶の繁忙期となるのは、12月から4月までになり、雨期と重なった時期です。   

Anette Kay – Satemwa (Malawi)

                    

・こだわりの紅茶の姿

Satemwaの茶葉は、訓練された従業員の手摘みで収穫されます。

茶葉の破損を防ぐため、プラスチックバスケットで茶葉を運搬し、作業場に到着後、お茶を量り最初の品質チェックを行います。

そこから、お萎凋茶をされます。

これをWethering Process(枯らし作業)と呼びます。

凋茶後、ローラーまで運ばれます。お茶を巻いた後、酸化(acidation)が必要です。酸化後、お茶は乾燥し、分別され、梱包された後お客様に発送されます。

Anette Kay – Satemwa (Malawi)

 

・Satemwa紅茶の社会性

フェアトレードとレインフォレスト・アライアンスの認定を受け、補助金が共同体の発展にも繋がっています。

その結果、教育、環境保護、健康面で産地に還元をしています。

農園での労働機会、ジェンダーの平等が、マラウイの人々全体の社会的立場の向上に繋がっています。さらには、学校や医療機関、ビジネスへの投資を通して、持続可能な運営を心がけています。

さらに、RARE Charityと提携し、子どもたちが高等教育を受けることができるように、支援を広げることで、マラウイを始めアフリカの未来に貢献しています。

Anette Kay – Satemwa (Malawi)

 

・アールグレイティーの魅力

2018年1月、マラウイで給食支援を展開するNPO法人せいぼ代表、山田真人は、初めてSatemwa農園を訪れました。

そこで、日本でマラウイへの関心を惹き、子どもの未来に繋がる学校給食支援になる商品を探していました。その中で出会ったのが、アールグレイでした。

 

パッケージを開ける前から柑橘系の印象深い香りが漂っており、封を空けるとマラウイの大自然の中で培われた茶葉の強さと、イタリア原産のベルガモットオイルが放つ風味に魅了されました。

 

ホットでもアイスティーでも際立つ風味とオレンジの口当たり、さらにはその風味から連想させるきれいな農園の印象が、日本でも現在は親しまれるようになりました。

こうして、NPO法人聖母の輸入から、Satemwaの紅茶の社会性はさらに深まり、サステナブルな事業として進化しました。

 

・ブラックティの安定性

NPO法人せいぼでは、アールグレイと同時に、ストレートティーも取り扱っています。

アールグレイに対して、摘んだ茶葉を衛生検査後そのまま乾燥させ、黒いままの茶葉を出荷しているため、ブラックティと呼ぶこともあります。

ミルクを入れても、砂糖で風味をまろやかにしても、安定したおいしさを味わって頂け、なによりもマラウイの味をそのまま体感して頂けることが理由で、アールグレイに加えてお取り扱いをしています。

 

・マラウイの給食支援に繋がる紅茶

NPO法人せいぼは、2015年よりマラウイの幼稚園、小学校で学校給食支援を展開しています。

Warm Hearts Coffee Clubというブランドを2018年に開始し、コーヒー、紅茶を支援企業と共同で販売し、売り上げをマラウイに送金しています。

 

NPO法人せいぼは、仕事に就く前の乳幼児期における基礎の栄養、そして学校に通う動機を作るために、学校給食を提供しています。

その支援に繋がる紅茶は、皆さんがお飲みになることで、世界の未来を変えることにも繋がっていきます。

 

・団体概要/お問い合わせ

特定非営利活動法人聖母(NPO法人せいぼ)代表 山田 真人

info@seibojapan.or.jp / 090-3426-0734)

・2015年1月:団体設立

・2018年4月:寄付型コーヒー販売ブランド Warm Hearts Coffee Clubを開始。

・2020年8月:学校での探究学習、企業でのSDGs対策としての提供開始。

・2022年12月:日本財団後援、公益財団法人社会貢献推進財団より、社会貢献賞を受賞

・2024年3月:ソーシャルプロダクツアワード受賞(一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会主催)

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企業様との連帯で日本、マラウイの人材を育てる

Warm Hearts Coffee Clubは、アタカ通商様からマラウイ産コーヒーの生豆の提供を頂いております。2024年4月以降も、アタカ通商様から生豆が安定してお届け頂けることになりました。
コーヒーの市場価値も上がり、現地の人件費を高くなっている中でも、希少価値の高い豆を私たちにチャリティのためにご提供を頂いています。

※アタカ通商株式会社、SDGsの取り組みの詳細はこちら

詳細は是非、動画をご覧ください。

産学連帯によって、地域、グローバル課題に企業様と共に目を向けていく上で、NPOができることが多くあるように感じています。

約100年後は、Global Development Indexに寄れば出生率の65%がアフリカから生まれるようになり、IT技術アウトソース先も、インドや中国から、アフリカになっていく未来も考えられます。私たちNPO法人せいぼは、その中でも英語が話せ、人口の半分が24歳未満、そしてアフリカで唯一戦争を経験していないマラウイという国の食と教育に繋がる給食支援を実施しています。

NPO法人せいぼは、マラウイからコーヒーを仕入れているアタカ通商様と提携し、コーヒーを寄付の返礼品とすることで、企業様にもSDGsに繋がる活動をお届けしています。さらに、そのコーヒーのブランディングに国内の日本の学校法人が探究学習として関わることで、その商品を販売促進することが、日本の教育にも繋がっていきます。

※企業のCSR、SDGsの取り組み

企業様のCSR活動でマラウイコーヒーをお選びいただきました。

 

【産学連帯で人を育てる:アフリカの人材と日本の人材】

インフォコム株式会社様とは、「産学連帯」とSDGsというテーマで、SDGsの見える化サービスであるLookatで協働させて頂いております。1食15円の給食支援によって、企業からの支援が具体的にどのようにアフリカを変えたか、レポートしています。

産学連携で人を育てる。マラウイの給食支援で始めるSDGs

私たちのコーヒーは、マラウイの未来を作ると同時に、日本の子供達の教育にも繋がっています。その社会的付加価値に共感頂ける企業様とともに、さらに活動を盛り上げていければと思います。どうぞよろしくお願いします!

※お問い合わせ

https://www.seibojapan.or.jp/contact/

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アタカ通商株式会社、代表荒木様とのインタビュー

Q なぜアタカ通商はマラウイコーヒーを選んだのですか?

A
アタカ通商がマラウイコーヒーを選んだ理由にはビジネス的な戦略が関係しています。コーヒーといえば、昔から産地として有名なエチオピア、ブラジル、コロンビア、インドネシア、その他中米のコーヒーが挙げられます。これらの国のコーヒー豆は以前より輸入商社が取扱をしており市場に沢山出回っております。

そこでアタカ通商が目を付けたのがアフリカです。意外と知られていませんが、コーヒー産業の後発国はアフリカにあり、コーヒーの歴史は浅いけれどコーヒー豆を用いて国を発展させようとする国がたくさんあります。マラウイもまだ大手商社に手を付けられていない国のうちの一つだったのです。

アタカ通商は大手商社が手を付けていない国に手を付けるというビジネス戦略を練り、マラウイコーヒーを取り扱うようになりました。実際の豆の情報はこちらになります。(以下は、アタカ通商様から届いた生豆とNPO法人せいぼの代表の写真です)

Q どのように現地とのコミュニケーションをとっているのですか?

A

過去にジャマイカの※コーヒー・インダストリー・ボード(CIB)のジェネラルマネージャーを勤めていたフェルナンデスさんがアタカ通商のエージェントとして現地と交渉をしています。アタカ通商の核となっているコーヒービジネスはジャマイカのブルーマウンテンです。

フェルナンデスさんがCIBのマネージャーを退任した後、「スペシャルティコーヒー」のビジネスを新しく始めるために、彼はアタカ通商のエージェントになりました。スペシャルティコーヒーとは、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること、生産から消費の過程において厳正な管理が行き届いた高品質のコーヒーのことです。値段は通常の商品より高いけれど、サステナブルかつ材料がどこで誰がどのように生産したのかが辿れる仕組みを持つ厳選されたコーヒーのことです。

このコーヒーが作られた背景には、アメリカのコーヒー市場の「量より質」という考え方がありました。市場には大規模な農園で作られた品質の低いコーヒーばかりが出回り、美味しいコーヒーが世界中からなくなってしまうという悪循環になっていました。そのため、農家の人たちがいくら頑張って高品質なコーヒーを作っても、それが価格に反映されませんでした。そこで生まれたのが、「高品質なコーヒー豆を作った人に対し、それに見合った対等な賃金を払おう」という考えから生まれたスペシャルティコーヒーだったのです。

スペシャルティコーヒーは瞬く間にアメリだけでなくヨーロッパや日本でも広がり、ヨーロッパスペシャルティコーヒー協会や日本スペシャルティコーヒー協会ができました。コーヒーの資格制度が発達すると同時に、その教育もなされてスペシャルティコーヒーが世の中に認知されていきました。ちなみに、同時に自家焙煎が増えたのもこの頃からです。

※コーヒー・インダストリー・ボード(CIB)

ジャマイカ政府がジャマイカのコーヒー生産を復興・拡大させるために設立された機関。コーヒー産業に関するあらゆる権限を持っている。ジャマイカのブルーマウンテンはCIBによって厳格に管理されている。

(以下の写真は、アタカ通商様のマラウイ豆のブランド、MZUZU ZEBRAのロゴとそのグッズです)

Q マラウイコーヒーならではの特徴はありますか?

A

コーヒーは嗜好品なので、味という観点でマラウイコーヒーを他の種類のコーヒーと区別することは難しいです。コーヒーの味は豆の種類だけではなく、豆の煎り方やコーヒーの淹れ方、淹れる時の温度によって大きく味が変わるため、とても繊細な飲み物なのです。コーヒーを味で特徴付けることは難しいですが、消費者に「イメージ」を持たせることによって特徴付けることはできます。

例えば、みなさんは「ブルーマウンテン」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?きっとほとんどの方がコクが深くておいしいコーヒーを想像すると思います。このように、コーヒーは消費者に味そのものを味わってもらうだけでなく、何年もかけてイメージを作ることによって「脳」で味わってもらうことも重要なのです。

アタカ通商が取り扱う「スマトラタイガー」という生豆は消費者にイメージを持ってもらうブランディング戦略で世間から高い評価を得ました。10年前、インドネシアのスマトラ島で生産された「マンデリン」というコーヒーアタカ通商は「スマトラタイガー」という名前で取り扱い始めました。一般的に、コーヒーの生豆はブラジルやコロンビア等の生産国の名前で取引されますが、アタカ通商は敢えてインドネシアに生息するスマトラ虎の名前を借り、可愛らしいキャラクターのマークを作ってパッケージに貼りました。すると、今までマンデリンという商品名でコーヒーを注文していた消費者が徐々にスマトラタイガーという商品名で注文するようになったのです。知名度が上がったスマトラタイガーはローソンでも商品化され、今でも多くの人々に親しまれています。

Q アタカ通商はフェアトレードとどう向き合っていますか?

フェアトレードとは、開発途上国で生産された商品を先進国が適正な価格で継続的に購入することで生産者の生活の安定と自立を目指す貿易の仕組みのことです。そしてフェアトレード商品の値段はニューヨークとロンドンの相場で決められており、相場の変動に大きな影響を受けます。そのため、フェアトレードコーヒーの生豆の取引をするアタカ通商のような商社にとってリスクの高い商品です。そのようなリスクがある中でも、アタカ通商は常に同じ値段で商品を買うフェアトレード制度の姿勢を大切にしています。さらに、アタカ通商がフェアトレード商品のビジネスをする上で重要視していることは常に「三方よし」を心がけることです。

これは「作る人も売る人も買う人も全員満足感がある商売をする」という意味で、近江商人の時代から言い伝えられる経営理念の根幹です。自らの利益のみを追求するのではなく、他者の立場に立って考え、社会の幸せを願う「三方よし」の精神を持つことが重要なのです。アタカ通商はフェアトレード商品だけでなく、全ての商品のビジネスにおいて自社の利益だけでなく、農園の人たちとのバランスを考えて、信頼関係を築き上げていくことを目指しています。

いかがだったでしょうか。アタカ通商様のコーヒーに対する思い、そしてビジネスの戦略、NPOとの協働の理由に迫ることができたでしょうか。さらに詳しい情報は是非、こちらからアタカ通商を取材した学生ボランティアの動画もご覧ください。

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企業様とのマラウイ支援の取り組み

  1. せいぼ活動の概要

特定非営利活動法人聖母(NPO法人せいぼ)は、2015年よりアフリカのマラウイの小学校に対し給食支援活動を開始した団体です。現地スタッフとともにこれまで28の幼稚園、12の小学校、17の地域子供センターに給食を届けています。なぜマラウイなのか、なぜ小学校への給食支援なのか、そして貴社との連携方法をいくつか提案させていただきます。

  1. マラウイの現状と支援する意味

マラウイはアフリカ大陸の東に位置する内陸国で、「Warm Heart Of Africa(アフリカのあたたかい心)」という愛称があるほど、温かい心を持っている人々が多いことで知られています。他方で、人口の72%が極度の貧困状態(1日2.15USD以下で生活している人)であり、国家の発展レベルを複眼的に捉えた人間開発指数(HDI)では、191か国中169位と、マラウイは最貧困国の一つとされています。2024年現在、約2,000万人とされるマラウイの人口は、2058年には5,000万人以上となると推計されており、産業発展を見据えた人的資本の育成が喫緊の課題とされています。

かかる状況下、弊団体では貧困からの脱却という緊急援助的な視点に加え、増加する人的資本の育成、国内産業の発展という中長期的な視点を基に、マラウイの小学校へ給食支援を行っています。

  1. 日本がマラウイを支援する意味

発展途上国への支援として成果を上げてきたのが日本のODA(政府開発援助)です。ODAの枠組みで日本は有償、無償資金協力や技術協力プロジェクト等、数々の支援を発展途上国に対し行ってきました。しかし、1997年には約1兆2,000億円あった日本のODA予算が、2024年には約5,600億円とその予算は半減しています。日本の人口減少に伴いODA予算は今後も減少するとみられており、発展途上国への支援は限定的になりつつあります。このような状況において、草の根レベルでも支援を継続することはマラウイの貧困脱却に直結し、ひいては国家の発展、アフリカ地域、世界の安定へと貢献します。

マラウイについての詳細は、こちらからもご覧頂けます。

  1. 企業との連携の提案

弊団体が実施するマラウイの小学校に対する給食支援にご賛同いただける場合、以下の連携を提案させていただいております。

  • 給食代金の直接の支援
  • マラウイ産コーヒー購入を通しての支援
  • CSR事業の計画、運営、実施に係るコンサルティング

その他、ご要望に応じて連携の形を検討させていただきます。

具体的な提携例はこちら

弊団体が企業様に提供できるメリットとしては、以下のようなものがあります。

  • マラウイとの直接的な提携から、支援の効果がみえやすい。
  • 1食15円でマラウイの給食が支援できるため、インパクトを企業様のご意向で、表しやすい。
  • コーヒーを通じた支援で、手軽な形で社内のイベントやギフトを通じて企業活動にSDGsを盛り込める。
  • 日本、マラウイを含むグローバルな人的ネットワークの構築・拡大を通じ、貴社の事業拡大の一助になる。

詳しい提案内容はこちら

※企業提携についての問い合わせ
※大口の寄付によるご提携、商品のご利用